自分が茶道に入門した2005年1月に茶道場で初釜が有りました、
人生で始めてのお茶の体験で、濃茶の本席に入り隣のお年寄りに
「ご一緒させて頂きます」と挨拶!隣に付き添いの女性の方にも
挨拶をしました、
お茶のシステムその他、何も知らずにただ知らない世界見たさに
出されたお菓子を頂き、ちょっと苦い濃茶を頂き、其の後先生から
新年の挨拶、掛け軸の説明と道具の説明され、タダタダ感心!
そして食事の懐石の席でもご一緒でした、付き添いの女性の方は明るく
誰とでも気さくに話されてました、お年寄りの方を皆さん先生と
言って居たのですが、気さくな女性は、余り先生を立てる様子でも
無く、先生はお茶の先生かと思って居ました、黒豆が美味しかった!
その後薄茶席でも偶々同席に成りました、その時に其の方が
人間国宝、島岡達三氏だと知りました! 付き添いの方が
お嬢様で、お孫様もご一緒でした。一緒に来て居た方々は
益子の重鎮の面々だとか?
なんと 国宝と話をしてしまいました!
益子に行って、色々な作品を見て、何も解らない自分でも
島岡先生の、縄文象嵌は直ぐに解ります、何でも島岡氏は
東京の組みひも屋の生まれで、師匠の民芸運動の人間国宝
浜田庄司さんから、俺の真似をするな!と自分のオリジナルを
作れと言われ、縄文象嵌に行き着いたと聞いて居ます、
茶道場の入り口の待合のテーブルの上には何時も島岡先生の
灰皿(皿では無い)が有り何とも言えぬ色合いで好きな一品です
その後の色々なお茶会で合計6回何れも、同席に成ったり
今年の初釜では、お嬢様が立礼席(椅子に座るお茶)を担当され
自分と同行のランドマークさんが島岡先生の水差をくじで当て
大喜びして居たものでした、その時の主茶碗が島岡先生の茶碗で
水差が浜田庄司氏の作で益子の名品が沢山有りとても思い出深い
お席でした、来月は4度目の初釜が有り楽しみにして居ました。
昔買った、島岡氏作の小さな花瓶 それを作った人と話をして
その人の暖かな、てのぬくもりが伝わるようです。
物造りをする身として、改めて作品とは 物言わぬ
黙って其処に有るだけです、説明はしてくれません
説明の要らない物を作れ! と言ってる様な気がします。
「島岡先生有難う御座いましたそしてご冥福を祈ります。」
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